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勇気をもらった無観客試合
先日の高校サッカー選手権決勝は無観客で行われた。
この状況下でも
懸命な姿で切磋琢磨し、
共に讃え合いながらの高校生は美しく、
一瞬の光を与えてくれた。
お互いの体力が限界に近づく延長にもかかわらず、
足をつる相手選手をいたわる姿。
両校ともにただサッカーをしているのではなく、
人間として大切な部分をしっかり身につけているからこそ、
この舞台にいるのだなぁっと思った。
司馬遼太郎が”21世紀を生きる君たちへ”で語っている、
いたわり、思いやり、
日本人の特徴的な”共感性”
を体現している姿だった。
自分も中高生の時、サッカーに夢中になった時期があるから
後半のカラダがキツい時間、
正解なパスが出せたり、
足元にピタッとトラップをできることは
毎日のハードな練習をしていてもなかなかできないこと。
志し、意志の力で
練習している賜物だと
今だからわかる。
さらにカラダが極限時にあっても、
人をいたわる気持ちがあるというのは、
サッカー選手の前に、
人として
心が積極的で、
芯が強く、深く、広い。
美容もサロンワークも仕事も生活も一緒で、
忙しい時、
ちょっと疲れ気味の時、
髪の扱いが難しい時、
なかなかデザインがはまらない時、
人と思い通りの連携がいかない時、
いろんなプレッシャーがある状況でも、
人に喜んでいただくには、
普段からの”心の持ち方”と
日頃からの訓練によって、
結果が変わってくる。
言うのは簡単だけど,、、
心に使われるのではなく、
心を使いこなす
訓練を習慣にするには
自分の大切な
人生と命の使い方を考えなくては、
続かないことだと思う。
本当に凄いこと‼️
PKの結果はラッキー、アンラッキーがあるから
お互いを讃えたい。
選手たちは結果以上に
この時勢の中
最高の感動を世の中に与えたことを忘れないでほしい。
勇気をいっぱいいただきました。