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私たちの追跡 2   Vol.2

先月の伊東美術室の課題はアンディウォーホルでした。

 

2022年はスタッフ個々の感性が外に表現として出てくるようなってきました。

 

そういった人の変化は面白いものです。

 

今回はスタッフの藤田ゆみさんのデッサンと自己紹介。

 

ゆみさんがウォーホルのテーマからイメージして

デッサンしたのは

 

「チェ・ゲバラ」

 

F,YUMI作

 

「人は強くならなければならないが、決して優しさを失ってはいけない」・・

そんな革命家の名言のように

 

 

ゆみさんはとても優しくて、物怖じしない強さがある人。

 

行動力もあるゆみさんは、以前はドイツやイタリア・・・・アルゼンチン

など、旅をしていた時期がありました。

 

ITALIA Verona

 

mirano

 

今回のチェゲバラを選んだのは、その旅路を共にした時に使っていた、

バックがチェゲバラだった・・・ということでした・・・。

 

上の写真をよく見ると・・・・確かに・・・

 

 

人は何歳になっても、絵や音楽、髪型・・など、自分をかたちづくっている文化感覚に触れた時、

顔を出す”想い出の記憶”があります。

 

 

その”想い出の記憶”は、久しぶりで懐かしいという感覚よりも

もっと身近においておきたい、気づきための感情のように思えます。

 

その感情は表現に必要な純粋性で、

 

子供のように何事にも感動できる心。

 

それぞれにそういった感情はあるような気がします・・

 

旅途中お世話になったエットレじいちゃん

 

 

 

ゆみさんは、美容室でアシスタントとして働き始めてから

数年が経ったころ・・・・

 

視神経脊髄炎にかかり、

ほとんど、視力を失った時期がありました。

 

そんな時に目が見えないことを配慮し

友人が持ってきてくれたのが「Lady GagaのCD」だったと言います。

Poker Faceはその頃聴いていた曲。

 

 

そういった困難も克服し、自由に自分の目が見えて、自分の足で動けるということは

どんなにありがたいことか・・・

 

視力が少し戻り美容以外の仕事につき

いつか美容ができる機会を願っていました。

 

 

そういった経験を乗り越えてきた力は

普段の彼女のサロンワークからも感じるエネルギー源です。

 

 

さまざまな体験が一枚のデッサンに入っていた今回・・・

 

エレットじいちゃん&友人との食事

 

 

チェゲバラのカバンと共にGermany Dusseldorf

 

 

絵を描いたり、音楽を聴いたり、旅に行ったりすることを通じて、

出会う体験は想像力を磨いてくれます。

 

 

さまざまな経験を通じて

お客様に喜んでいただけるように少しずつ進んでいきたいです。