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私たちの追跡2 Vol.6

 

11月は和名では一般的に霜月。

 

他も異称、異名は多くあるようで

革月、雲半、黄鐘、神帰月、三至などなど・・・・

 

先日俳句をするお客様から教えていただいた。

同じ意味でも言葉の響きで感じ方が違ってくる。

 

表現は多種多様で、その時にあった感性的な表現が日本らしい・・・

 

 

今年も2ヶ月足らずになり、1年間やこれまでの道のりを

振り返り、来年につなげる時期・・・

 

 

伊東美容室を2016年4月にアイプラスとして再スタートさせ、

まずは、これから10年間の3つの柱を立て、目標にした。

 

 

一つは考え方。

美容(世界)や働き方、人生、おもてなし、人として・・・・価値観の根底になる

「考え方」はこれから一緒に美容を生きていく上で大切なこと。

 

 

能力や情熱と違い、「考え方」はプラスだけでなくマイナスにも働く。

いくら経験や能力があっても、考え方がマイナスなら違った方向に進む。

 

 

だからいろんな視点から、考え方を見直すことを行い習慣を付けていき

そういった環境をつくり、保ち続けることが大事だと励む日々・・・・・

 

 

2つ目は、全ての基本技術のリニューアル。

特にデッサンと基本のヘアカット「サイドグラデーション(尊敬するM,M氏に教わった)を取り入れた。

これは私たち伊東美容室を続ける限り、ずっと磨き続けるための「ダイヤの原石」のような

基本とした。もちろん現在も磨き中。

 

 

 

3つ目は「カラダをおもう」美容。

 

美容は時代の中にある業界。常にその時代の荒波に揉まれるもの。

現在の日本の少子高齢社会、格差、貧困、社会不安によるストレス、

社会の大きな変化により需要は少しづつ変化していく・・・・

 

 

カラダの不調を訴える人は、子供から高齢者まで増え続けてるが

これ以上医療費が増やせない政府も、声高に、自立的な健康を訴えはじめている・・

 

 

21世紀は一人ひとり違った尺度の中で、他人や自然を思いやり

自分の生き方を磨く必要がある時なのだと思う。

 

 

健康は病院に行って得られるものでなく、「日々の生活」が大事。

美容を通じて、カラダのことや心のことを知ることで、人間の性質を知り

人間も自然の一部だと知ることで、健康への向き合い方が変わってくる・・・

 

 

カラダのことは非常に複雑で、情報も多いことから、

201年からノリエさん一人で専門的に取り組んでもらっていた。

 

その一つとしてオールハンドで行う世界最高峰のリフレクソロジストのメソッドから

ファイシャルリフレクソロジー(顔から行う神経反射療法)、

 

シワやたるみをとるフェイシャルビューティーセラピー

カラダ全身に働きかけるトリートメントである

チベタン&スカルプリフレクソロジーを学んでもらっていた。

 

 

そして今年ようやく、スッタフ全員が頭蓋骨から働きかけるリフレクソロジー

を学ぶ機会ができ、

今月ようやく「クレニアル リフレクソロジー」としてスタートできるようになった。

 

 

カラダは複雑で一人ひとり本当に違う。

だからこそ、少しでも経験を積み、そこから学べることを共有したり

積み重ねていくことで更新する非常に時間のかかる技術・・・。

 

しかもヘアと違い視覚優先ではなく、触覚が何よりも重要であり

これは”彫刻家の感覚”っと思うことが多くなった。

 

 

外側の見える美容

見えない内側の美容

 

2つの調和を

創造と考える

「私たちの伊東美容室」が

ようやく少しだけカタチになってきました。

 

 

続く