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10年目のアイプラス

2015年から伊東美容室はアイプラスというプロジェクトチームが
オーガナイズしていくかたちで新たに活動をしています。
アイプラスも今年で10年が経ち、次の10年い向けて新たなスタートの年・・・・

 

そこで今回は「アイプラス」についてのお話しです

もともと伊東美容室は、商売の前身として「かまや」という屋号を持った小売業でした。
その時代は、生活に必要な繊維や毛糸、糸、反物などを販売していました。

その流れから屋号的な発想として新たな屋号を設定し、お客様に慣れ親しんでいる「伊東美容室」の名前は残すことにしました。

 

そこで屋号を決めるにあたって思案していたところ、
伊東→イトウ→ITOからアルファベットの「I」と「TO」を分けて音の響きと文字的遊びから

アルファベットの「I」と漢字の「十」が「イトウ」に感じるところから、
「十をプラス」に読むというシャレを聞かせて、「アイプラス」という名前にしました。

 

 

こうしたユーモアと、和洋折衷的なアイデアは自分達の”ユニークさ”にも活かっていて
ちょうどいいなあって感じで、即決でした。

また50年以上続くお店を引き継ぐ上で私たちが大切に考えたことは、
伊東美容室にもともとある「基本〈自然)な流れ」でした。

 

そうした「自然」を生かしつつ、
今のお客様やこれからの未来に向けてフィットさせることでした。

「自然 しぜん」とは本来「じねん」と読みあるがままの存在で
自ら(みずから)然るべき(しかるべき)として考えられてきました。

 

そこには日本的な自然観があり、人間が人の都合で考える西洋の自然観と違い、あくまでも
”自然”を中心に捉えた東洋的、日本的な自然観があります。

またこの自然を象徴するひとつの要素として、伊勢神宮を参考にしています。
伊勢神宮は式年遷宮として20年に一度お宮を変える儀式の考えを参考にしています。

 

20年という期間は当時の寿命でも2度は遷宮に携わることができる期間で
初めて遷宮を経験する次世代の技術者へぎじゅつ継承していくのに合理的である
という由来があります。

ちょうど私自身が東京で20年という時間を得て、龍ヶ崎に来たこともあり
この20年という時間のリズムが”自然”だと感じました。

 

2015年から20年は、2035年です。私自身、還暦1年前の59歳になる年。
きっと還暦60歳になったら、その時感じる”自然な流れ”はまた今と違うはずです・・・

そんな様々な自然という「宇宙観」は別の言い方をする「心」になるわけです。

心は宇宙のように無限大に広がり、その”心の置き所”が人生を決めます。

 

今年私たちは「心前に」をテーマに「ありがとうの心」から「心からのありがとう」として
文字通り、心を前にしたスタンスに舵を切り始めました。

心が宇宙につながるためには「気」が必要です。

 

 

電化製品は電気という”気”が通っていなければ、動きません。

人も同じだと思います。
心のアンテナを磨いていることで”気”が生じ、生命力が出てきます。
心を積極的にすることで”感動体質”になるということです。

 

感動体質になると、”気”が満ちてきて太陽のような輝きが出てきます。

 

そうした感動をカタチにすることが、アイプラスの考える「技術の哲学」です。

”技術の哲学=自然”が基本にあるということがアイプラスのユニークさ「独自性」です。

 

 

ようやく「独自性=オリジナル」を創造し、伝えるステージにきた10年目。

楽しんでいきましょう